1441年~4年に、小さな砦のようなお城が築かれたのが元で、その後、廃城になった1600年頃、今のような石垣積みの城郭となりました。
ちなみにこの石垣は、織田信長の安土城と同じ、穴太積みという技術が用いられいます。
竹田城跡周辺では秋から冬にかけて、よく晴れた早朝に朝霧が発生する為、雲海に包まれた竹田城跡は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、「日本のマチュピチュ」とも言われています。
この幻想的な風景を一目見ようと、この時期には早朝、夜明けからたくさんの人々が訪れるそうです。
住所 | 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169 市役所観光課TEL:079-672-4003 |
アクセス | 北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山IC」下車 「和田山IC前」信号を左折、約10分で各駐車場に。 各駐車場から周回バス(天空バス)で移動 ※詳細は本文をご確認ください。 |
駐車場 | 数ケ所有・無料 |
公式HP | 竹田城跡 |
入場時間 | (春)スプリングシーズン(3/1~5/31)8:00〜18:00(最終登城17:30) (夏)サマーシーズン(6/1~8/31)6:00〜18:00(最終登城17:30) (秋)雲海シーズン(9/1~11/30)4:00~17:00(最終登城16:30) (冬)ウィンターシーズン(12/1~翌年1/3)10:00〜14:00(最終登城13:00) |
入場規制時間 | 1/4~2月末 |
観覧料 | 高校生以上:500円 |
MAP | |
訪問日 | 2012年11月17日 |
※以下で紹介している写真は、訪問当時(2012年)のものになりますが、ページ作成時(2019年4月)に施設詳細について再確認をしております。
出典:竹田城跡公式サイトより
竹田城跡までは、車であがることができません。
一番近いのは、「A:山城の郷駐車場」で、そこから周回バスで移動し、バス停から約15分歩きます。
満車の場合は、駅付近のB・C駐車場に停め、竹田駅近くのバス停から周回バスで移動となります。
お城周辺は一方通行となり、下りは南登山道側から降り、「C1駐車場」にも停車するそうです。
播但連絡有料道路「和田山IC」からは10分弱。
一番近いのは【山城の郷】駐車場です。
【山城の郷】にはお土産品の販売や食事処があります。
食事処では但馬牛や岩津ねぎなど、地元食材を使ったメニューが食べられます。
【山城の郷】からは、「天空バス」でお城登り口へ。
お城までは徒歩約15分。MAPも置いてあります。
道中は殆どが車道なので、無理なく歩けます。
しばらく行くと、案内板があるのですが、天守台(100m)方面はかなり急な階段があると聞いたので、我が家はそのまま道なりに車道を進みました。
城跡が少し見えてきました。
階段を上ります。
安土城、姫路城と同じ「穴太積み」の石垣。
階段を上ると、地図の右端【北千畳】に出てきます。
広い芝生広場のような感じ。
【北千畳】から見た城下。
【二の丸】と、そこから見た【南二の丸】【南千畳】
【本丸】と、そこから見下ろす【南二の丸】
個人的にはここからの景色が一番でした。
一番上からは結構な高さがあります。
向こうの方に小さく見えるのが【正門】です。
それとは逆、【正門】から【本丸】を見るとこんな感じです。
そしてこちらが、一番奥、一番先端にある【南千畳】
ちょうど対角線上にあり、一番最初に通ってきた【北千畳】がはるか向こうに見えます。
我が家が行ったのは、11月中旬の雨の昼間でしたので、当然雲海もなく、「天空の城」という景色を見ることはできませんでしたが、そんな天気でも一度は行ってみる価値があると思いました。
雲海だけでなく、春には桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、一年を通じて、様々な景色を見ることが出来ますので、そういう意味でも年中見どころのある城跡だと思います。
又、景色はもちろんのこと、機械もない時代に、こんな高い場所にお城をつくったという経緯や作業を考えるだけでも、本当にすごいな~と感動します。
いつかは是非、【天空の城】を見てみたいと思います。
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